眼記録

墓場夢子(眼)

チクショーハイ!削除について

主にメンバー各位様。チクショーハイ!コミュニティを何の連絡もなく先に消してしまっててすみません。二度と開催がないためです。

全ては私の心に帰依することです。

チクショーハイ!は2年前の夏から構想し、去年7月に初公演をしました。

この1年間に、東西でメンバーを誘う中で、ライブハウスに詳しい方にも相談しましたが、

「こういうのはライブハウスが困る」「テンション上がった客は機材壊す」「フロアはライブハウス側としてはやめて欲しい」

などのアドバイスを受け、当初は主要に考えていたドラムやギターなどの機材は排除し、言われるがままどんどん縮小化して、壊れても構わないトイ楽器のみで構成することになりました。逆にギャラリーなどを使って、人間インスタレーション空間のような形にしようと、自分なりに否定されたところを埋めるように発想を転換転換してゆきました。

フロアでお客さんも参加して楽しんでもらいながらノイズケイオスに埋もれつつも順々に少しずつ持ち曲をやるといった当初の案は跡形もなかったですが、迷惑をかけてまですることは不本意だったし、先に聞いておいて良かったくらいに思っていました。

主要メンバーにはアクトをしてもらう為、細心の注意を払って機材を持ち込んでもらうアナウンスをしつつ、転換時間はエフェクターも無いので本当にトイ楽器を鳴らし続けなければいけないなど、どうしても連続したケイオス時間が途切れたりと、少しむず痒い所はありましたが、それは仕方がない、或いはそれこそが私の力不足でした。

チクショーハイ!東西2公演の間に、ほとんど良く似たこと(厳密には当初の案ほぼまま)を別のアーティストさんがしていて成功しており、私も実際に見ていて、これだ、これが私のやりたかったやつだ!もうこれを見れただけで十分だ!!と感激していました。

ただ、私の企画案をことごとく否定した方が、当初の案をそのアーティストさんに提案し、わざわざ東西のチクショーハイ!2企画の間に組んでいたことを後から知り、あの案は私ではなくても良いし私より出来る人がいる、私の役目ではなかったという意味なんだなと理解しました。発明、発案はなんぼでも出ますが、形にする力が私にはないことを思い知りました。

後半東京のチクショーハイ!では、前日に過呼吸で動けなくなるくらい、他のアーティストさんに提案した方に追い詰められていて、当日はほぼ茫然自失で臨んでしまい、申し訳ありませんでした。自分なりにアゲるのがあれが精一杯でした。それまでも否定が続いていたので、告知魔である私がメンバーに告知画像を催促されるくらい腰が重くなっていて、少なくとも最高のパフォーマンスを出せず、アーティストさんにもハコにも申し訳なかったという思いしかありません。それもこれも全ては、何かと真に受け続け、勝手に改悪を続けた私が悪いんです。それでも一年以上の構想を手放すことが出来ず、眼企画としてあの内容で最終決定したのは私です。思えばそれ以外も彼が過度に介入することでコケる企画は多くありました。言う通りにした点こそが悪手に出て、本人は覚えていないや勘違いしてたで済まし、逆に俺がなんとか話をつけた、と私が悪い企画者であるようあるよう扱われました。

彼のことを信じてないというアーティストさんもいますが、それに対して彼は「だから彼女はアーティストやねん」と言われました。ライブハウスのことは詳しくないし、特殊なことをするからなるべく迷惑かけたくないと教えを乞い、その通りにした私はアーティストですらないようです。自分の様々な失格な面から、年明け頃でしょうか、チクショーハイ!コミュニティ削除しました。連絡が遅くなり申し訳ありません。

メンバー1人(告知画像を促してくた)に相談したところ、お気持ちを察してくれて、もちろん提案されたアーティストさんが悪いわけでは全くないし、成功していることは喜ばしいし、だからこそ眼ちゃんは心が痛むよねというところまで分かってくれて、自分のモチベとしてもう二度とないという方向も理解してくれました。

立ち上げたものを継続できず不甲斐ないです。ただ、面白いことはこの世の中で沢山起こっているので、私一人が1つ挫折したところで世の中は何も変わりません。私以外がやった方が良いことは沢山あります。

この件は私以外は誰も悪くなく、全ては私の力不足に帰依します。年明けに消してしまっていたコミュニティについての伝達が今となり申し訳ありません。

チクショーハイ!を楽しんで下さった方が少しでもいたら、やって良かったです。ありがとうございました。